放浪記

何気ないようで、やっぱり何気ない。そんな日常を綴っていきます。

正月もいつの間にか消えたわけで

色々とやらなければならないことはたくさんあるけれど、

それでもこうなんか身体がうまく動いてはくれないとかいう言い訳のようなそうでないような。

明日と明後日で、

今の仕事とはおさらばなわけだ。

そして新しい生活のスタートなのだけれど、それもまた始める準備もあやふやで、

早く、早くと急かしながらもまるで同じように日常が続くのだろうと、切り替えの効かない要領の悪さが際立っている。

とりあえずリゾートバイトは諦めた。


なんせ世間どこに行ってもコロナコロナで、後手後手になっていると評判のコロナ対策により、

ありとあらゆる娯楽には制限がかかってしまう。

私が今の仕事を辞めようと決めた2020年の10月ごろは、

1度目の緊急事態宣言により感染の拡大も少しばかり落ち着いた模様で、

その中でのGO TOトラベルもあり、

観光業界は少しばかり苦難の時期を超えたのだと、そういう認識だった。

しかしどうだろう、

年末年始にかけて感染は拡大し、自粛とは一体なんだったのかといわざるを得ない始末。いざ辞める時が近づき、

さあ再び放浪の旅を続けようかと新天地を探し始めた頃にはすでに遅く、

もう旅館とかホテルとか、人なんて雇ってくれやしない。タイミング悪い。


しかし家はなんとしても出なければならない。

今まで住んだところの中ではワーストを争うレベルで過ごしづらい。

なんせ親だ。勝手に私の原付売ってしまうような親だ。なんとしても、なんとしても...。


とりあえず大阪市内の求人に応募してみた。それと並行で住む場所を探さなければならない。

少し気持ちが焦るが、なんとかなると信じて、私は大江健三郎の続きを読むことにする。


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