放浪記

何気ないようで、やっぱり何気ない。そんな日常を綴っていきます。

バタバタしてる間に新天地

 

モヤモヤしていた日々は遠い過去のようでして、しかしそのモヤモヤしていた時に書いたであろう前回の記事はたった数日前の出来事になります。知らぬ間に2月に入り、2月は私の歳が一つ増える月なのです。寒くて少し寂しい2月の始まり。
新しい住居でこれを書きます。
先週くらいから、ずっと住む場所は決まっていたけれど仕事がまだ未定の状態が続き、それにより進路も憚られる鬱屈した数日間でしたけれど、つい先日に応募した企業から採用の連絡が来て、明後日から仕事が始まることになりました。その連絡が来た夕方時、私はちょうどTーさんとSさんと共にコストコに来ていたのですが、なんの流れなのか、私の内定祝いなのか、魚嫌いなF先輩がいないからなのか、単純にやりたいだけなのか、3人で海鮮しゃぶしゃぶパーティーをすることになり、コストコの魚介コーナーで鰤やら帆立やら海老やら牡蠣を買い込んで、そのまま二人の家に行くことになりました。家に向かう道中に私は今度住む予定のシェアハウスの管理スタッフの方に連絡をして、仕事が決まったこと、2月1日から入居させてほしいことを連絡しました。
なんとかこれで、居候生活脱出の目処がたったようで、ようやくモヤモヤもなくなったわけです。そのあとはひたすら3人で鍋を囲みながら海鮮食べまくり天国です。牡蠣と海老が半分ほど余ったので、私が気まぐれに牡蠣フライどうですかねというと、成り行きで作ることに。小麦粉がなかったのでベーキングパウダーを代わりに使い、パン粉は今日コストコで買ってきたフカフカのミルクパンをすり下ろして代用した結果、モサモサの牡蠣フライと海老フライの完成です。なんかイメージと違ったけれど、まあ海老フライは美味かったです。
相変わらずTーさんの家に来るといつも夜通し話し込むのですが、例外なく今日もそんな感じで、気がつけば朝の6時です。二人に布団を用意してもらって仮眠をし、起きてからまた話したり、そんなこんなで解散したのが16時ごろでした。
夜は居候先のNさんと滋賀県にあるタイ料理を食べました。割と日本の飲食店と大きな差があるわけでもなく、それでいて独特な風味や味ではありましたが、普通に美味しかったです。
そして次の日、Nさんと滋賀県南部辺りにある標高300メートルほどの山へ登山をしに行きました。登山好きのNさんはトレイルランニングに憧れているらしく、時々あからさまにペースを上げて傾斜のある狭い山道を登っていきます。私は一応山仕事を経験したことがあるのですが、それもまた遠い昔の話、そして生活リズムの乱れた今の身体では後ろで付いていくことだけで精一杯でした。
それでもまあ、久々の山の中はどこか懐かしい感覚を思い出します。空気の冷たさや、自然音だけの耳に優しい空間は、街々から離れた時にだけ味わえる特権で、日常の忙しさに奪われがちです。こうしてたまに山に来るくらいが、今の自分には合っているのかもしれません。
夜はCoCo壱でハヤシライスを食べました。疲れと寝不足のせいか家に着いてからはすぐに寝て、気がつけば朝の7時。そしてNさん宅から旅立つ日です。
Nさんは仕事なので朝早くからの出発です。握手をし、また会いましょうとお別れを告げます。といってもそんな遠いところに行くわけでもないので、会おうと思えばいつでも会えそうな感じですが。
私も時間になってNさん宅を出ます。向かう先は大阪市内にある、以前から目星をつけていたところです。
この場所でどんな日常を送ることになるのか、楽しみでもあり、緊張もそれなりに。
では。

 

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