放浪記

何気ないようで、やっぱり何気ない。そんな日常を綴っていきます。

仕事だと思っていたら休みだった時の感動

その感動を味わいながら、ひたすらに仕事での疲れを癒していたら、もう夕方になりました。普段は体力仕事なので、どうしても週末になると身体にガタが来てしまう。なので休日は基本寝ています。そして元気になれば外に出て、意味もなく京都駅や梅田の方に赴き、気が向けば酒を呑んで帰るという過ごし方です。

しかし今日はそんな気にもならないままに、もう夜になります。リビングでは父親がカレーライスを作る、食器をガチャガチャ鳴らす音が私の自室までとどき、その音を聞きながら来週のことでもぼんやりと考えたり、仕事をやめたら宮古島にでも行こうかと考えたりしています。なんとなく今年の寒さに耐えられる気がしないので、夢見心地に、でもわりと現実的に沖縄への逃避を考えているのです。

今の宅配の仕事も、始めた頃はあまりの重労働に、肉体も精神も限界のような形で、仕事以外の時間はまず部屋でじっとしているほどの疲れ具合だったのですが、それでも案外慣れてくるもので、今の繁忙期の中でも、わりとストレスに押しつぶされない程度にオフを楽しむことができてしまっています。人間関係もうまく築き上げることができ、同じ班で働く者や、営業所内で働く人たちともコミュニケーションは円滑です。

そんな慣れしたんだところともあと1ヶ月でおさらばなのです。それを選択したのは紛れもなく自分自身であり、ある意味思い切った判断なのだろうけれど、多分後悔はしません。いろんなところを渡り歩く生活に逆戻りですが、多分自分はそれを望んでいるわけで、そしてそれの辞めどきもそのうち見えてくるんじゃないかと思ったりしています。

今までいろんな人と会い、いろんな人とすれ違ってきました。どんなに仲良くなっても、結局離れてしまって疎遠になった人もいるし、ごくわずかですが今でも関係が続いている人もいます。今の職場の人たちとも離れてしまいますが、そのあとの関係は保証されていないのは当たり前で、でもだからこそ本当の信頼関係が試されているんだろうと、無理やりにポジティブに解釈してしまうといったところです。

では。

 

f:id:ujimanpuku:20201220175222j:image